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文・新あさくさ商店街 店主|公開:2026年7月2日|更新:2026年7月5日 プロフィール

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猫をやさしくブラッシングする飼い主の手元

猫の毛質と性格で選ぶ

うちの猫には、どのブラシが合う?嫌がられにくい猫用ブラシの選び方

先に見るのは、毛の長さと困りごとです。短毛、長毛、換毛期、ブラシ嫌い、毛玉チェックのどれに近いかで選ぶ道具が変わります。

最初に見る場所:短毛ならラバー系、長毛ならスリッカー+金属コーム、換毛期だけ抜け毛が多いならデシェダー、ブラシを見ると逃げる子はやわらか系から始めます。

猫の皮膚に赤み、かさぶた、脱毛、痛がる様子、固い毛玉がある場合は、ブラシ選びより先に動物病院やトリマーへ相談してください。

迷ったらこの選び方

短毛の普段使いはラバー・シリコン、長毛や毛玉予防はスリッカー+金属コーム、換毛期の抜け毛が多い時だけデシェダーを補助で使うのが現実的です。ブラシ嫌いの猫は、グローブ型やねこじゃすり系の「なでる道具」から始めると続けやすいです。

タイプ早見表

猫の状態で選ぶ、ブラシ早見表

短毛で抜け毛を毎日軽く取りたい

ラバー・シリコンブラシ。なでる感覚で始めやすく、表面の抜け毛を集めやすいです。

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長毛で毛玉ができやすい

スリッカー+金属コーム。もつれをほぐし、最後に引っかかりを確認します。

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換毛期の抜け毛が多すぎる

デシェダーを短時間だけ補助で。よく取れる道具ほど、使いすぎない判断が大切です。

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ブラシを見ると逃げる

グローブ型、やわらかいピンブラシ、ねこじゃすり系。まずは数秒のスキンシップにします。

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長毛の引っかかりを最後に確認したい

金属コーム。スリッカー後に、耳の後ろや脇の小さなもつれを見つけやすいです。

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猫用ブラシ選びでよくある困りごと

ブラシ選びで困るのは、商品名が多いからではありません。猫の毛質、皮膚の状態、性格、使う人の力加減がずれると、どれを買っても続かないからです。

抜け毛は取れるけど猫が嫌がる

道具が硬い、押しつけが強い、時間が長いことがあります。最初は取れる量より嫌がらないことを優先します。

長毛の毛玉が取れない

固まった毛玉はブラシで引っ張ると痛みます。皮膚に近い毛玉は自己処理せず、プロに任せます。

種類の違いが分からない

ラバー、スリッカー、デシェダー、コームは役割が違います。1本で全部解決しようとしない方が選びやすいです。

迷う理由は「毛質・季節・道具の役割」が混ざるから

短毛と長毛では必要な道具が違います。換毛期は普段より下毛が増えます。さらに、ブラシ嫌いの猫には、抜け毛をよく取る道具より、まず触らせてくれる道具が必要です。

短毛の猫

普段はラバー・シリコンで表面の抜け毛を集めます。換毛期だけ、スリッカーやデシェダーを短時間追加します。

長毛の猫

スリッカーで軽いもつれをほぐし、金属コームで引っかかりを確認します。固い毛玉は無理に取らないことが大切です。

ブラシ嫌いの猫

グローブ型やねこじゃすり系で、数秒だけ触れるところから始めます。抜け毛対策は慣れてから足します。

悩み別に見る、ブラシ選びの早見表

悩み見る点候補注意
短毛の抜け毛を毎日軽く取りたい突起のやわらかさ、握りやすさ、水洗いしやすさラバー・シリコン、グローブ型長毛の奥のもつれや固い毛玉には弱い
長毛で毛玉を予防したいピン先の保護、ヘッド幅、コームで仕上げ確認できるかスリッカー、金属コーム力を入れると皮膚刺激になりやすい
換毛期の抜け毛が多すぎる短毛用・長毛用、体格に合う幅、刃の当たり方デシェダー、スリッカー毎日強く使わない。毛玉を取る道具ではない
ブラシを見ると逃げる毛先や突起のやわらかさ、軽さ、音がしにくいことピンブラシ、獣毛ブラシ、ねこじゃすり系抜け毛除去力は控えめ。慣らし用として考える
脇や耳の後ろの引っかかりを見つけたい粗目と細目、先端の丸さ、持ち手の安定感金属コーム引っかかったら引っ張らず、手でほぐす

価格や仕様は販売店・サイズ・素材で変わります。購入前に商品ページでサイズ、先端の硬さ、対象毛種、返品条件を確認してください。

猫の状態に合うブラシを比較する

短毛・初心者・ブラシ嫌い

ラバー・シリコンブラシ/グローブ型

ラバー・シリコンブラシで猫をやさしくブラッシングする様子

短毛猫やブラシが苦手な猫の最初の1本にしやすいタイプです。なでる延長で使えるため、ブラッシングを嫌な時間にしにくいのが強みです。

こんな時に短毛、子猫、敏感な猫、ブラシを見ると逃げる猫。
見るポイント突起のやわらかさ、手に収まるサイズ、水洗いしやすさ。
選ぶなら最初はやわらかめで、毛を外しやすいタイプ。

代表候補

ペティオ プレシャンテ ラバーブラシ

短毛の表面の抜け毛を軽く集めたい時の基準にしやすい候補。似た商品を見る時も、突起のやわらかさと洗いやすさを比べます。

メリット猫が受け入れやすく、毎日の短時間ケアに使いやすいです。

注意点長毛の奥の抜け毛や固い毛玉には弱いです。補助ブラシとして考えます。

長毛・毛玉予防

スリッカーブラシ

スリッカーブラシで猫の背中をやさしくとかす様子

長毛猫や毛量の多い猫に向く定番です。抜け毛や軽いもつれを取りやすい一方、ピンが皮膚に当たるため、力加減を間違えると嫌がられます。

こんな時に長毛、毛量多め、換毛期、軽いもつれができる猫。
見るポイントピン先の保護、ヘッドの大きさ、ワンプッシュで毛を外せるか。
選ぶなら皮膚に当たりにくく、毛を捨てやすいワンプッシュ型。

代表候補

ペティオ Self Trimmer プッシュ掃除式 肌に優しい スリッカーブラシ レギュラー

毛を外しやすいスリッカーの基準候補。長毛や毛量多めなら、サイズとピン先の当たり方を必ず確認します。

メリット抜け毛と軽いもつれに強く、長毛の毛玉予防に使いやすいです。

注意点皮膚へ押しつけないこと。まず自分の手の甲で痛くない強さを確認します。

換毛期・抜け毛が多い

デシェダー/アンダーコート除去ブラシ

デシェダーで猫の抜け毛を短時間ケアする様子

部屋に舞う抜け毛を減らしたいときの補助道具です。よく取れるぶん、毎日の長時間使用ではなく、換毛期に短時間使う道具として考えると失敗しにくいです。

こんな時に下毛が多い猫、換毛期の掃除負担が大きい家庭。
見るポイント短毛用・長毛用、猫の体格に合う幅、刃の当たり方。
選ぶなら換毛期だけ短時間で使える、幅が大きすぎないもの。

代表候補

FURminator 猫用 小型 S

デシェダー系の基準候補。短毛用・長毛用が分かれるため、毛の長さと体格に合うサイズを選びます。

メリットアンダーコートが多い猫では、抜け毛対策の手応えが出やすいです。

注意点毛玉を無理に取る道具ではありません。皮膚が赤い、薄毛、痛がる場合は使いません。

ブラシ嫌い・慣らし用

ピンブラシ/獣毛ブラシ/ねこじゃすり系

ねこじゃすり系の道具で猫をやさしくなでる様子

ブラシを見ただけで逃げる猫には、抜け毛をたくさん取る道具より、まず触れられる道具が必要です。やさしいピン、獣毛、猫舌風の凹凸など、スキンシップ寄りの道具から始めます。

こんな時にブラシが苦手、短時間のケアから慣らしたい猫。
見るポイント毛先や突起のやわらかさ、軽さ、持ちやすさ、音がしにくいこと。
選ぶなら抜け毛量より、嫌がられにくい手触りを優先。

代表候補

ワタオカ ねこじゃすり

ブラシ嫌いの慣らし用として見やすい候補。抜け毛を大量に取る道具ではなく、触れられる時間を作る目的で考えます。

メリット嫌がられにくく、ブラッシングを良い時間として覚えさせやすいです。

注意点抜け毛除去力は控えめです。慣れたら必要に応じて別タイプを足します。

長毛の仕上げ・毛玉チェック

金属コーム

金属コームで猫の毛並みを仕上げ確認する様子

長毛猫には、ブラシとは別にコームがあると便利です。スリッカー後に引っかかる部分がないか確認でき、脇、胸、内股、耳の後ろの毛玉を早めに見つけられます。

こんな時に長毛、毛玉ができやすい猫、仕上げ確認をしたい家庭。
見るポイント粗目と細目の両面、素材表記(スチール系か)、先端の丸さ、持ち手の安定感。
選ぶなら粗目と細目を使い分けられ、先端が丸いもの。

代表候補

岡野製作所 高級両目金櫛 小

長毛の仕上げ確認に使う基準候補。素材表記はブラススチール/針カーボンスチール系。金属製として見て、歯先の当たり方と引っかかりに注意します。

メリット毛玉になりかけの引っかかりを早く見つけられます。

注意点引っかかったら引っ張らず、指で少しずつほぐします。固い毛玉はプロへ。

うちの猫に合うタイプへ戻る

店主メモ:毛の片づけやすさは正義

私の家では、抜け毛をしっかり取りたいときは、ワンタッチで毛を外せるタイプを重宝しています。ブラシに毛が残りにくいだけで、片づけの面倒さがかなり変わります。

ただし、毎回それだけを使うわけではありません。ブラッシングとして猫に触れる時間は、やわらかい素材のものを別に使い分けています。よく取れる道具と、嫌がられにくい道具は役割が違うからです。

猫用ブラシは、強い道具を買えば終わりではありません。猫が逃げない力加減、飼い主が続けられる手入れ、毛の捨てやすさまで含めて選ぶのが現実的です。

買ったあとに後悔しやすいこと

よく取れるけど猫が逃げる

取れる量だけで選ぶと、毎回のケアが続きません。初めてなら、やわらかさと短時間で終われる形を先に見ます。

長毛なのにラバーだけで済ませようとする

表面の毛は取れても、奥のもつれは残ることがあります。長毛はスリッカーと金属コームで確認する方が安心です。

大きすぎて細かい場所に当てにくい

脇、胸、耳の後ろ、内股は毛玉ができやすい場所です。体格に対してヘッドが大きすぎないかを確認します。

毛の片づけが面倒で使わなくなる

ワンタッチで毛を外せるか、水洗いできるか、収納しやすいかで続けやすさが変わります。手入れも選ぶポイントです。

毛玉を道具で無理に取ろうとする

固い毛玉や皮膚に近い毛玉は、引っ張ると痛みやけがにつながります。赤みや痛がる様子があれば相談を優先します。

家族で力加減がばらつく

スリッカーやデシェダーは強く当てるほど良い道具ではありません。使う前に手の甲で痛くない強さを共有します。

嫌がられにくく続けるコツ

  1. 1
    まず手の甲で強さを確認する

    痛いと感じる強さは猫にも強すぎます。スリッカーは鉛筆持ちにすると押しつけにくくなります。

  2. 2
    触らせてくれる場所から短時間で始める

    頭、しっぽ、内股など敏感な場所から始めると警戒する猫もいます。背中や肩まわりなど、猫が受け入れやすい場所を数秒だけ試します。

  3. 3
    嫌がる前に終わる

    最初は1分以内でも十分です。終わったあとにおやつや声かけを入れて、良い記憶にします。

  4. 4
    毛玉は引っ張らない

    皮膚に近い毛玉をハサミで切るのは危険です。固い毛玉、赤み、痛がる様子がある場合は動物病院やトリマーに相談します。

猫用ブラシ選びのFAQ

Q. 最初の1本はどれがいい?

短毛ならラバー・シリコン、長毛ならスリッカー+金属コームが見やすいです。ブラシ嫌いなら、グローブ型やねこじゃすり系から始めます。

Q. デシェダーは毎日使っていい?

毎日強く使うより、換毛期の補助として短時間使う方が安全です。よく取れる道具ほど、皮膚への当たり方を確認します。

Q. 長毛猫はどのくらいブラッシングする?

毛玉ができやすい長毛猫は、短時間でもこまめに確認する方が向きます。長くまとめて行うより、嫌がる前に終える方が続きます。

Q. 毛玉をハサミで切ってもいい?

皮膚を一緒に切る危険があるため、皮膚に近い毛玉は自己処理しない方が安全です。フェルト状の毛玉、赤み、痛がる様子がある場合は相談先を優先します。

Q. ブラシを見るだけで逃げる猫は?

ブラシを床に置いて匂いを嗅がせるところから始めます。触れるのは数秒で十分です。おやつや声かけとセットにして、嫌な時間にしないことを優先します。

この記事を書いた人

店主プロフィール

新あさくさ商店街 店主

新あさくさ商店街 店主

浅草で20年暮らし、会社員として働きながら、2匹の猫と日用品を試しています。

猫用品は、見た目や流行より「猫が嫌がらず、飼い主が続けられるか」を重視しています。家の猫2匹との暮らしの中で、道具の硬さ、手入れのしやすさ、毎日の使いやすさを見ています。

元八百屋として、毎日使う道具は価格と扱いやすさのバランスで見ます。台所に立つ生活者として、手入れが面倒だと続かないことも同じ目線で見ます。

染色家としては、素材の手触り、汚れ方、皮膚への当たり方を見る職人の感覚があります。猫用ブラシも、よく取れるかだけでなく、猫の体に当てたときのやさしさを大切にしています。

株やオプションの個人投資を20年続けてきた経験から、安いか高いかだけでなく、使う頻度、買い替えやすさ、猫が嫌がらず続けられるかまで含めて価格と価値のバランスを見ています。

金融や転職、獣医、トリマーなどの専門資格を持つ立場ではありません。公式情報や専門情報を確認しながら、比較しやすい記事づくりを心がけています。皮膚症状、痛み、強い毛玉、急な脱毛などがある場合は、ブラシ購入より先に専門家へ相談してください。

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注意本記事は猫用ブラシ選びの比較記事です。皮膚病、強い毛玉、赤み、かさぶた、痛がる様子、急な抜け毛、脱毛がある場合は、道具で解決しようとせず動物病院へ相談してください。価格、仕様、販売状況、商品名は変わるため、購入前に最新情報を確認してください。

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