じゃがいもは太る?元八百屋が教える新ジャガイモの「太らない」選び方と最強の食べ方
「ダイエット中だから、じゃがいもは避けている」と我慢していませんか?実はそれ、とてももったいないことかもしれません。
糖質が多いイメージの強いじゃがいもですが、初夏(5〜6月)の短い期間だけ出回る「新じゃがいも」は、全く別のポテンシャルを秘めています。
元・築地の八百屋としての現場経験から、今ダイエットを頑張っているあなたにどうしてもお伝えしたい事実があります。新ジャガイモは、正しく選んで正しく食べることで、あなたの「腸内環境を整え、代謝の良い体を作る」ための心強い味方になってくれるのです。
今回は、スーパーで明日からすぐ使える「損しない選び方」や、忙しい毎日でも無理なく続けられる「太らない究極の食べ方」をわかりやすくシェアします。
なぜ「新ジャガイモ」はダイエットの味方になるのか?
加熱した新じゃがいもを冷ますことで、腸内環境を正常化し太りにくくする成分が生まれます。
腸内から「いい体」を作るレジスタントスターチの秘密
ここが今回の核心です。じゃがいもに含まれるでんぷんは、茹でる・蒸すなど加熱したあとに「冷やす」ことで、ふたたび結晶化し「レジスタントスターチ」という形態に変化します。(出典:野菜の教科書)
このレジスタントスターチは、腸内の善玉菌のエサとなることで、腸内環境を強力に正常化してくれます。つまり、ただの炭水化物ではなく、腸から代謝の良い「太りにくい体作り」をサポートする整腸野菜として機能するのです。
初夏の新じゃがは「みずみずしさ」が武器
秋から冬に出回る大きなじゃがいもに比べ、5〜6月に出回る新じゃがいもは、コロッと小さくて非常にみずみずしいのが特徴です。ビタミンCやカリウム、銅など、体の機能を助ける重要な微量栄養素もしっかり含まれており、健康増進の土台を作ってくれます。
スーパーで損しない!プロが教える新ジャガイモの選び方
築地のプロが選ぶのは、皮がごく薄くてふっくらと丸く、全体がきれいな薄茶色でずっしりと重みのあるものです。
「シワ」と「デコボコ」は絶対避ける
スーパーに行くと、じゃがいも選びに迷いますよね。新ジャガイモの醍醐味を味わうなら、皮にシワがないものを選んでください。皮のシワは鮮度が落ちているサインです。
また、形がごつごつ・でこぼこしすぎているものは生育不良の証拠であり、食感や味わいが劣化しています。ふっくらと丸いのがおいしさの目安です。
緑色の皮は「有毒」なので要注意!
これは絶対に避けてほしいポイントです。じゃがいもの「芽」が有毒なのはよく知られていますが、実は「緑色に変色した皮」にも同じソラニンという毒素が含まれています。
蛍光灯などに当たりすぎて表面が緑っぽくなっているものは、食べると体調を崩す原因になるため、確実に薄茶色のものを選んでください。
完璧じゃなくていい!太りにくい・おいしい新じゃがの食べ方
皮付きのまま加熱後に冷まし、冷菜にするのが最も太りにくい食べ方です。
栄養を逃さないのは「皮付きレンチン」
ビタミンCなどの水溶性栄養素を丸ごと摂取するなら、皮はむきません。泥を亀の子たわしなどで念入りに洗い落とし(とくに目の周りはしっかりと)、皮付きのまま耐熱容器に入れましょう。
ふんわりラップをかけて電子レンジ(500W)で約6分半(※小さいもの・約550gの場合)。これで完璧に火が通ります。
最強のダイエットメニュー「冷やしポテトサラダ」
加熱した新じゃがを美味しく食べるなら、熱々の「じゃがバター」も定番ですが、ダイエット・腸活目線なら断然「ポテトサラダ」です。
レンジで加熱したあとにしっかりと冷やすことで、先ほどの「レジスタントスターチ」の効果を最大限に得られます。さらに、千切りにした新玉ねぎやにんじんなど食物繊維が豊富な野菜と水煮のツナ缶を加えれば、まさに「整腸ポテサラ」の完成です。完璧な料理を作る必要はありません。チンして冷やすだけの手間で十分なのです。
新ジャガイモに関するよくある質問(FAQ)
この記事の執筆者:元築地の八百屋(やさい事変)
長年の経験から見抜いた、本当に価値のある野菜の選び方と、女性の「太りたくない、でも美味しく食べたい」というリアルな悩みに寄り添った情報をお届けしています。旬の食材を味方につけて、無理なく良い体を作っていきましょう!
