湯船にほぼ毎日つかる人は、20年のあいだに心臓や脳の病気になった人が3割ほど少なくなっていました。寝る1〜3時間前に湯を出た晩は、寝つきも早くなっていました。一方で日本では、入浴中に亡くなる人が年に約1万9千人と推計され […]
大根おろしのピリッとした辛さは、大根の中にはもともとありません。おろして細胞が壊れた瞬間に生まれ、いちばん辛い下のほうでは30分で半分に減っていきます。この辛味成分を含むアブラナ科の野菜をよく食べていた日本人8万8千人で […]
砂糖を足さないブルーベリースムージーを、続けて飲んだ人たちがいます。その試験では、血管の広がりやすさ、血圧、インスリンのはたらきに差が出ていました。65〜80歳の人たちが12週間飲んだ試験では、腕の血管の広がりやすさが0 […]
よく噛んで食べなさい、と言われます。ただ、噛むと体の中で何が起きるのかは、あまり説明されません。口の中で起きているのは、砕くことだけではないようです。噛むと唾液が出て、食べものは飲みこめる塊にまとめられます。そして、その […]
大豆のイソフラボンは、女性ホルモンと似たかたちをしています。そして腸の菌によって、もっと強くはたらくエクオールという物質に変わります。このエクオールをつくれる人では、骨の減りが遅く、心臓の血管の石灰化が少なく、メタボリッ […]
ヨーグルトを食べてもおなかが平気なのは、乳糖が減っているからだと思われがちです。ところが調べてみると、乳糖はほとんど減っていません。効いているのは、生きている菌のほうでした。ヨーグルトの論文で面白いのは、そこを確かめるた […]
ブルーベリーの青紫は、アントシアニンという色素の色です。人を対象にした試験でいちばんはっきりしているのは、この色素をとると、血管がよく広がるようになる、という変化でした。血管のひろがりは、この先に心臓や血管の出来事が起こ […]
水をたくさん飲むといい。そう言われます。ただ、なぜそれがいいのかを数字で見たものは、あまり出回っていません。ここ数年で、その景色が少し変わりました。血が濃いか、薄いか。健康診断の血液検査のなかに、その人の水の足り方を映し […]
めまいがしたら安静に、と思われがちです。ところが、耳の奥の平衡の器官が片側だけ弱ったあと、体がどうやって立て直していくのかを見ていくと、話は逆になります。壊れたところが元に戻るのではなく、脳が別のやり方に置きかえる形で立 […]
聞こえの検査で出てくるデシベルという数字は、大きくなるほど、小さい音が聞きとれないという意味です。25を超えると難聴とされます。この数字が10悪くなるごとに、そのあと認知症と診断された人の割合が1.27倍だった、という研 […]